ワードプレスで利用している、PHPとMariaDBをバージョンしてみた。ちなみにOSはCentOS7.6。
PHP 7.2→7.3
MariaDB 5.5→10.3
ちなみに、以下の2つのサイトに書かれている手順をそのまま行っただけ。
きっかけ
ワードプレスの設定画面のツールにサイトヘルスというのがあって、見てみたら、PHPやMariaDBのバージョンが古いらしい。
データ移行とか面倒かなーと思ったけど、ググってみた感じ(トラブルがなければ)簡単そうだった。1~2年のうちにはいずれはやらなければいけないことなので、思い切ってやってみた。
サービスの停止
とりあえず、今回関連するサービスを停止した。
systemctl stop httpdsystemctl stop mariadb
データのバックアップ(念のため)
MariaDBのデータベースをフルバックアップした。(これは念のための準備で、トラブルがなければデータはそのまま移行される)
PHPのバージョンアップ(7.2→7.3)
PHPのバージョンアップは、以下のWebページの手順に従った。(参考サイト①)
リポジトリの更新(?)
一応やってみたが、Nothing to doと表示された。この2つは既にやっていたようだ。
[root@xxx ~]# yum install epel-release
[root@xxx ~]# yum install http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm
なお、更新前のバージョンは確認したところ7.2だった
[root@xxx ~]# php -v
PHPの削除と再インストール
[root@xxx ~]# yum install --enablerepo=remi-php73 php php-fpm
バージョンを確認すると7.3になっていた
[root@xxx ~]# php -v
MariaDBのバージョンアップ(5.5→10.3)
MariaDBのバージョンアップは以下のWebページの手順に従った。( 参考サイト②)
参考サイト①にもMariaDBのバージョンアップの手順はあったが、こっちのサイトの方が簡単ぽかったので。
リポジトリの更新(?)
このコマンドで、/etc/yum.repos.d/mariadb.repoというファイルが作成されて、必要な情報が記述されてた。参考サイト①のように手動でここにアクセスしファイルを作成する方法もあるようだが、このコマンド一発でできるのは楽だった。(その他参考 MariaDB Package Repository Setup and Usage - MariaDB Knowledge Base )
ちなみに、バージョンアップ前の現在のMariaDBのバージョンを確認すると、5.5だった。
[root@xxx ~]# mysql --version
バージョンアップ
systemctl stop mariadb
確認すると、とりあえずバージョンは上がってた。データは無事かしら・・・
[root@xxx ~]# mysql --version
ワードプレスの確認
systemctl start mariadb
systemctl start httpd.service
ブラウザでアクセスすると、普通に前のまま見れた!あーよかったぁ、ちょっとドキドキだった。
ワードプレスのサイトヘルスを見ると、PHPとデータベースの警告はなくなってた。もういくつか対処項目があるけど、眠いのでまた後日にする。
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